第49回 福祉住環境コーディネーター1級 前半 問2の設問(3)

福祉住環境コーディネーター1級試験

進行する高齢社会と高齢者の健康に関して

P54

国立長寿医療研究センターの25年間における研究より歩行速度などから継続的に身体機能が向上し、若返っている。

平均寿命の長い女性では、何らかの介護を必要とするような不健康寿命が長い。

原因にはサルコペニア(加齢性筋肉減少症)や骨粗鬆症からの転倒、骨折の発症が多いことなどがあります。

老年症候群

老年症候群とは元来、高齢者医療あるいは老年医学の領域で用いられた概念です。

必ずしも疾病というわけではありませんが「日常生活動作(ADL)」を阻害し、日々の「生活の質(QOL)」を低下させるような状態をいいます。


元気な高齢者でも容易に要介護状態あるいは不健康寿命の長期化を招く症候や障害が確実に存在することがわかってきています。それは転倒、失禁、低栄養、生活機能低下、睡眠障害、うつ病、軽度認知障害(認知機能低下)など多項目にわたります。これらは老年症候群の範畴に入るものといわれています。

よって一問目が×となります。

お疲れさまでした。

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